文化・芸術

鬼来迎

今日は鬼来迎と呼ばれる民族芸能を観に行った。この仏教劇は日本唯一の民俗芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されている。鎌倉時代の初期に始まったとされているが、たった20世帯ほどの小さな村でその伝統が引き継がれていて、毎年地獄の釜の開く日と言われる月遅れのお盆である8月16日に演じられるようだ。

演じられる場所は、千葉県の広済寺。富士山に登るための準備運動を兼ねてママさんと自転車で行くことにした。途中広済寺に近づくにつれ、本当にこんな何もない所に日本唯一の民俗芸能をやってるんだろうか?って不安になりつつも自転車を走らせる。田んぼの脇道に車がいっぱい駐車しているのを見つけ、おぉ、意外に多くの人が観にきてるやんってちょっと安心。

午後3時半前に開演、、、約1時間ちょっとの仏教劇だったが、想像していたよりは分かりやすかったし、面白いかもって思った。20世帯ほどでこの文化を守っていくのは大変だろうなぁって思う。けど、何とか守っていってほしいな。

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小さな村、、、いや町の小さなお寺。ここがこれだけ賑わうんだもんなぁ。車で来なくて良かったよ、、、自転車だったら自由にどこでも走れるし停められるし。

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多くの赤ちゃんが来ていたのでおやっ?って思ってたんだけど、実はこの劇の途中で、赤ちゃんの今後の健康と成長を祈って、かんの虫を出す儀式が行われるんです。鬼婆が赤ちゃんを抱いて「うぉ~!」って脅かすんですよ。赤ちゃんはびっくりして泣く、、、鬼婆の髪の毛を引っ張ったり、、、結構面白かった。何十人もの赤ちゃんがやってもらうんですよ。これで納得、何故赤ちゃんが多かったのか。

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この民族芸能、地獄を舞台とし、死者が閻魔大王の裁きを受け、鬼達の責め苦に遭うものの菩薩によって救われるという内容なんですが、観ていてすごく分かりやすかったです。少なくとも宮崎の高千穂神社で行われていたやつよりは分かりやすかった。

あっ、これは僕の個人的な感想ですよ。高千穂神社で毎晩行われるやつも、各集落で行われており、伝統文化を守っている人達が大勢いるって事は十分理解しています。だからあくまでも個人的に分かりやすいのはどっち?って聞かれたら「鬼来迎」って答えるっていう意味ですので。

最後はやはりLアート
L_moon

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